第二十三回 コーショーのちょっと美味しい話★
〔猛暑にはカレーがおすすめ〕
猛暑・猛暑の日々、ちょっと歩いただけで汗が噴き出てきて、《氷》の文字が目に飛び込んでくると、すぐに『はいっちゃおうカナぁ』という誘惑に駆られてしまいます。
でもちらりと中を覗くと、男子の姿はほとんどなくて、せいぜい家族連れかカップルくらいで、あとはもうオバサマやらオネエサマやら女子学生らが、涼しげな笑顔でかき氷を口に運んでいます。
ひとりでその中に入っていく勇気を持ち合わせていないワタシは、スタバやドドールの看板を探しながら再び灼熱地獄の道へ。
ドラ
5巡目に上家からが出て、『あら美味しそ~』と を晒してみようかなと思ったものの、『ダメダメ、ドラのの始末に困るかもしれないし、1枚切れのが出てきたらスルーできなくて、結局2千点にしかならないかもしれないし…』と後ろ向きになる材料目白押しになり、断念。
ワタクシ、50年近くマージャン打ってきて、だだの1度も《九連宝燈》をテンパイしたことがないんです。
もしかしたら、メンチンのイーシャンテンになった途端、ウキウキしちゃって《九連》のイーシャンテンになってることに気づかないこともあったかもしれません。
と言うより…混一色や清一色のリャンシャンテンやイーシャンテンになるとソワソワしてきてすぐに「ポン!」だとか「チー!」だとかの声が出てしまうタイプの打ち手なので、《九連》の神様にソッポを向かれているのかも…
飯田橋駅から神楽坂に渡ってすぐのところにあるスタバに入ろうとした瞬間、その真向いに〔ボナッ〕というカレー屋さんがあることに気づいてしまったワタシは、猛暑に誘われるかのように〔ボナッ〕へ。
Since1969のカウンターだけの欧風カレーの店で、ワタシはチキンカレーに〔海老ソテー〕をオーダーし、子どもの頃からの定番コーラを!!
〆て¥1000ちょっとでこの満足感はいったい何??
をスルーした直後、トイメンからが出てくると、『これだ!』とポンするワタシ。
いったい何??その喰いかたは?
ウフフフフ。
をポンしてドラ表示牌のを切るとすぐにがやってきました。打。
ポン
2巡後にが入り打、そしてが首尾よく鳴けて打。
ポン ポン
待ちに受けないところがワタシの〔ボナッ〕。(意味不明でしょ)
結果は言わずもがなのツモ□□。
エヘヘヘヘ。
美味しかったなぁ…〔ボナッ!!〕
≫コーショーのちょっと美味しい話一覧