第三回 コーショーのちょっと美味しい話★
新幹線で新大阪の駅に着くと、2回に1回は改札を出る前に立ち寄る処があります。
目的は「きつねうどん」と「親子丼」
道頓堀に本店を構える《今井》というお店が構内に出店しているんです。
東京駅の《為次郎》もそうですが、JRのサービス戦略には目を見張るものがありますね。ひと昔前までは、切符を売ってればいいという親方日の丸(死語です)会社から劇的な変化を遂げています。
プロ麻雀界も、対局番組にせよ、ゲストイベントにせよ、普及活動にせよ、まだまだ[親方日の丸]的なところがありますから、発想をガラリと変えたファンサービスを戦略的に展開していく必要がありますね。
大阪は私の故郷です。
《今井》本店から歩いてすぐの北堀江という町で生まれました。
4才になる前に千葉県柏市に引越しましたが、今でも兄と話すときは関西弁が自然に出てきたりします。
『そんなアホな…』『やめて~な』『何してんねん』等々。
ですから、《今井》で腹ごしらえを終えた後、〔関西アカデミー〕を開催している江坂〔あがりや〕に向かう際、御堂筋線の中で大阪のオバチャンたちが、けっして小さくはない声でお喋りしている関西弁がスゥ~っと体に入ってくるんです。
私が事あるごとに「きつねうどん」を食べるワケはと言えば、それはやはり〔お揚げさん〕の魅力に尽きると思います。
お店によってその味がかなり違うところも食指をそそられる理由ですが、3本の指に入るくらいのウマさ(好み)なんです。
「親子丼」も絶品なので、是非セットでお召し上がりください。ペロリといただけちゃいますよ!!
≫コーショーのちょっと美味しい話一覧