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第四回 コーショーのちょっと美味しい話★

萩原聖人さんと初めて出会ったのは、1998年(私がまだ30代の頃)の『われめDEポン』出演時のことでした。

まだ駆け出しのプロだった私は、右を見ても左を見てもテレビで馴染みの有名人ばかり中にポツンと置かれた門外漢で、緊張感で胸が張り裂けそうでした。

今でこそ、何食わぬ顔で番組に出させていただいている私ですが、20代の頃は対人赤面症がひどく、人前に出るのがとても苦手でした。30代に入っても、時おりそういった面が出てしまうので、テレビに出られる喜びはあったものの、出演当日になると、ソワソワドキドキ、番組に出ずに帰ることが出来たらいいのになと思うことすらありました。

そんな私にひとりの芸能人が声をかけてくれたのです。

そのときの嬉しさと言ったら形容しがたいものがあり、えっ?!私、ミーハーだったんだと初めて知りました。

番組終了後、事務所から迎えの車が来ていた萩原さんは、「一緒に乗っていきましょうよ」と言ってくれ、降りるまでの40~50分、ずっとその日の対局シーンを熱く語ってくれました。

へぇ~この人見かけによらずマジメに麻雀と向き合ってる人なんだ、私の印象はプラスに働きました。

以来15年あまり、公私にわたってのお付き合いをさせていただいていますが、お世辞抜きに萩原さんほど、『打つ』・『魅せる』・『語る』ことを大事にしている打ち手をプロも含め私は見たことがありません。

彼はプロ批判もしますし、所詮芸能人の戯れ事と見られてしまうこともあり、プロの人たちに誤解を与えているところもありますが、私は萩原聖人という打ち手がたまらなく好きですし、その麻雀哲学にも共鳴しています。

来年1月から、萩原聖人プロデュースのリーグ戦放映が『スリアロチャンネル』でスタートします。

私は打ち手としてではなく解説者として参加しますが、彼の目指す究極の対局番組とはどんなものなのか?、今からとっても楽しみで仕方ありません。


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