2025年11月15日(土)~卓上から宇宙をみる~146
〔結果より経過〕
ドラのひとつもあればリーチ、赤がひとつあればリーチ。
リーチをかけるうえで、決まり文句のようになっているこの頃、裏ドラがひとつでも乗れば鬼の首をとれたかのような納得感に浸れる打ち手たち。
シンプルイズベスト!なのでしょう。
極めて非効率な一気通貫や三色同順には目もくれず、チャンタや純チャンタなどすでに死役になったかのように、思考の片隅にもおかない打ち手たち。
〈場況〉が命とばかりに、序盤に切られている1や9、2や8を見つけては、3や7のペンチャン・カンチャン待ちも良しとして即リーチをかける打ち手たち。
時として、親番であることを盾にして、ドラ表示牌待ちのペンチャン・カンチャン待ちでも、流局御の字のリーチに打って出る打ち手たち。
そんな打ち手たちを見ていると、麻雀の魅力であった夢とロマンなど遠い過去に葬られてしまったのかと、プロとしての自身の生き様に疑問符を抱いてしまうことも・・・
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ドラ ![]()
親番の5巡目に
をツモってきました。
打
。
今まで条件反射的に、
ツモに即応して
を切っていましたが、この1打が現代の打ち手たちにとっては理解に苦しむ1打に思えるようです。
ドラが1つあってのリャンシャンテン。
いかに効率よく、いかにアガリ易そうな最終形を目指すべきか、その思考において
切りは愚の骨頂と映るらしく、
切り以外の1打は「ヌルい」と一刀両断されてしまいます。
様子見の
切りも甘くて、
の受け入れを否定することがテンパイ効率を落とす悪手になると判断されてしまいます。
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ドラ ![]()
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これらの最終形には〈123の三色〉のかけらもなく、最速最善の親リーチに持ち込めた満足度に誰もが納得する可能性大。
奇跡的に、ツモ
、ツモ
ときて
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ドラ ![]()
となったとしても
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ドラ![]()
このテンパイでリーチをかけるよりは、
がアガリ牌に増えるぶん、断然アガりに近づいたリーチになっていると力説するはずです。
裏ドラの魅力、一発役の魅力とは恐ろしいもので、病的に映るほどリーチドラ1がもてはやされています。
5巡目に
を打って
7巡目に
を引いて
を打って
次巡、
を引いて
を打って
10巡目に
が入ってテンパイとしたとき
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ドラ ![]()
自身の河はこうなっていて
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(リーチ)
5巡目の
とリーチ表示牌の
のコントラストを利用して、アガリ牌の
を誘導する絵図はいかがなものでしょうか。
もちろん、プロを趣味でやっているわけではありませんから、〈結果〉が伴わない夢物語や遊びごころに共感は得られないかもしれないかもしれません。
途中で
を引いてくることも多いでしょうし、
や
や
を引いて、三色にならない形になっていくことも多いでしょう。
ましてや純チャン三色なんて・・・同じ牌姿で50回やったってそんな都合のいいツモが来ることはないかもしれません。
それでも・・・私は希望をもっています。
〈結果〉を求め続け、それ相応の〈結果〉を出し続けていくプロの対極に、観ている者をワクワクさせる〈経過〉を楽しませてくれるプロが登場してくれることを。
※本文は東京麻雀アカデミー(雀友俱楽部)テキストより
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