2026年1月15日(木)~卓上から宇宙をみる~150
〔令和のプロたち〕
最近『リバイバル』という言葉をよく耳にします。
平成の初期は言うに及ばず、昭和の時代を懐かしむ声が大きくなっていて、その期待に応えるべく動きが活発化しています。
そしてこの波は、否応なしに麻雀界にも押し寄せるはずです。
現在20回目近く放映されている『モンド名人戦』が再評価されつつあるように、高齢化社会の到来とともに、〈シニアの時代〉の幕が開いたのです。
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ツモ
ドラ ![]()
今をときめくMリーガーたちの多くが、和了への精度と、1巡でも早くリーチをかけるという命題の下、ドラ
を未練なく手牌から切り離していきます。
この
切りに違和感を覚えるようでは、Mリーガーは務まらない、そう考えるのが当たり前の時代になっているのです。
一方で、このドラは切りたくないし、打ち手の癒し役になっている三色の夢も棄てたくない、そんな想いで牌を握っている人もいるわけです。
ドラの
ではなく、
や
切りを選択するプロを目にしたとき、「えっ?!」と思う愛好者と、ニヤリとほくそ笑む愛好者に二分されるはずです。
ゴルフの世界では、日米欧問わず、シニアツアーの人気は揺るぎないものがあります。
勝つための最善手を探し続けることは、プロとしての使命だと思いますが、一方で、その使命が果たせなかったときのバッシングも覚悟しなければなりません。
その点、シニアの世界は違います。
企業戦士となって、或いは自営業者として、ライバルとの戦いに明け暮れた日々から解放された世界にまで勝ち負けの醍醐味は持ち込みたくないし、目にしただけで疲労感を覚えてしまうようなものです。
令和の時代、プロは二極化されていくのではないでしょうか。
勝ち負けに特化したプロと、癒しを与えてくれるプロとに分かれ、ともに栄華を極めていくような予感がします。
つまり、シニア世代にならなくても、癒し系のプロたちが愛好者や企業の圧倒的な支持を得て、Mリーグと共存共栄していける『リバイバルリーグ』に参加できるようになるのではないか?そんな予感があります。
令和の「和」と昭和の「和」。
この2つの「和」の融合こそが、麻雀界に与えられた命題に思えてなりません。
プロたちの、そしてサポートするプロデューサーたちの使命とも云えるでしょう。
勝つためにはどうすればいいのか?という命題と向き合うプロと、癒すためにはどうすればいいのか?という命題と向き合うプロとが共存共栄していく時代なのです。
〈脳〉と〈心〉
どちらを好むかは人それぞれ違います。
どちらのプロを目指すのか?
或いは両者を極めるプロが登場するのか?
興味は尽きないところです。
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ドラ ![]()
この手牌に
を引いてきて、場をじっと睨み、ペン
待ちに焦点を当てて、
や
を切っていくプロがいていいでしょう。
何喰わぬ顔で
をツモ切りしていくプロがいてくれてもいいでしょう。
プロが魅せてくれる2つの世界。
いざ開幕!!
※本文は東京麻雀アカデミー(雀友俱楽部)テキストより
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