土田浩翔オフィシャルウェブサイト

土田浩翔オフィシャルウェブサイト 麻雀の宇宙へようこそ

新着情報

ツイッター

~卓上から宇宙をみる~⑤

~卓上から宇宙をみる~⑤

マージャンには色々な打ち方があります
何が正しくて何が間違っているという判断もとても曖昧で、まさに表裏一体をなすゲームであり、だからまた愉しいのかもしれません
という前提は承知の上で、皆さんに私の<道>に対する考え方を知っておいてもらいたいなと思い、少しだけ触れておきます

マージャンの<道>は、4つの<道>に分かれていると思っています
1つめは<王道>
詳しく説明するまでもなく、メンゼンであれ、仕掛け手であれ、相手の眼を気にすることなく、正々堂々と我が道を歩き、目標とする<型>を築いていく打ち方を指します
<型>を築くということは、運を育てるということにつながります
マージャンというゲームの本質である、運を育て、ひいては自分自身を育てるところまで、意識を高めていける打ち方とも言えるでしょう

2つめは<覇道>
辞典をひもとけば、仁義を軽視し、武力や権力によって天下を治めるやり方、とあります
これはマージャンの打ち方にも当て嵌めることが出来ます
勝つために、深謀遠慮を張りめぐらし、相手の心理の逆を突いたり、相手の眼をそらすことに力点を置いた打ち方をします
運を育てることより、相手の運を奪いとることに意識を置くので、決して褒められたプレーではありませんが結果よければ全て良しと割り切って、この打ち方をとる局面もあると考えるのです

3つめは<邪道>
<道>に外れたやり方ということになるわけですが、これはマージャンに置き換えるとどのような打ち方を指すのでしょうか
マージャンはアガりに向かってあらゆる手立てを尽くすゲーム
マージャンは<運>を育て、自身をも育てていくゲーム
あるいは、<場>の偏りを少しでも平たくすべく自己犠牲の精神を発揮していくゲーム
などと言う正統派の考えを真っ向から否定し、自分の体勢を立て直すために、ただひたすら、落とし穴を掘り続ける打ち方を指します
つまり、基本的には、アガれなくてもいいから(厳密に言えば、アガる気など無いが)相手のアガりを阻止することに全力を注ぐ打ち方をするということです

最後の<道>は<非道>
<邪道>と混同する人も多いのですが、こちらはもう人の<道>から外れる打ち方のことで、何をやってもいいゲームではあるけれども、それだけは駄目だよ、と言いたくなるプレーを指します
具体的には、ツキが落ちてきた時に、その苦しい流れから逃れるために、わざと少牌したり、わざと長考したりして、相手の好調なリズムを壊しに行く行為
あるいは、嫌がらせのように一発消しをしたり、下家が一色に走っている時に、わざとその色を切って、周りのモチベーションを下げたりと、ありとあらゆる手段を使い、卓を囲む人たちの<心>に傷を付けて勝とうとする打ち方をします

この4つの<道>、許されるのは<邪道>まで
できることなら<覇道>止まりにしておきたいところですが、時と場合によっては<邪道>もやむなしなので、そのあたりを踏まえたうえで、マージャンというゲームと向き合ってもらえたら嬉しいです

※本文は東京麻雀アカデミー(雀友倶楽部)テキストより


≫卓上から宇宙をみる一覧