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2020年12月1日(火)~卓上から宇宙をみる~㉗

~卓上から宇宙をみる~㉗

〔打ち手の品格〕…考察⑪

その15 <ラス目の姿勢>

打ち手の宿命ともいえる<ラス目>という状況
この状況に立たされたとき、どういう姿勢で打つのがいいのか、その姿勢ひとつで、打ち手の品格が決まってしまうと言っても過言ではありません
ただ単に<ラス目>と言っても、色々なケースがあります
まず進行局面については、南3局・オーラス限定の話とします
つまり、ラス前やオーラスという大詰めを迎えた時点で<ラス目>に立たされているとき、どのような姿勢が打ち手には求められているのでしょうか?
また、点棒状況については、マンガンツモで3番手以上に浮上するケースと、それが叶わぬケースとに分けて考えてみましょう

まずは、マンガンツモで<ラス目>を脱出できるケース
このケースにおいては、トップ逆転も可能なケースもありますがそれはレアケースとし、ここでは3番手や2番手に浮上できるケース限定の話をすることにします

点差だけを考えて打つのはやめましょう

いきなり抵抗感のある話に聞こえるかもしれませんが、多くの舞台で<ラス目>の点差思考によって<場>が乱れることが多いことを強く自覚したほうがいいでしょう
「そんなこと言われても困る」
だって、マージャンは個人競技であり、競技の目的は、「ひとつでも順位を上げてゲームを終わらせること」にあるのだから、ラス前やオーラスを迎えて、点差だけを考えて打つのは当然ではないか
こう反論する打ち手は数多くいるはずです

品格ある打ち手は、<結果>ではなく、<経過>を重んじるものです
<経過>を己の<ふるまい>と置き換えたほうがわかりやすいかもしれません
東1局~南2局までの<ふるまい>はどうだったでしょうか?
これをまずチェックしてほしいのです
<場>に対して、自分はどのような影響を与えてきたのか?
他家の<ふるまい>ではなく、己の<ふるまい>のみをチェックしてみるといいでしょう
ケアレスミスを含め、<トップ目>に立っている人をサポートした<ふるまい>をしたり、エゴ丸出しの<ふるまい>をして<場>を壊したりしてこなかったでしょうか?
特に、<感情の乱れ>が伴う<ふるまい>によって、他家に迷惑をかけてきた<ラス目>は大いに反省しなければなりません
人間は、弱さ・ずるさ・醜さを抱えながら生きていますから、苦しくなるとその負の部分が卓上に露出しやすくなります
「だって人間だもの」と弁解するのはわからなくもありませんが、反省も伴わなければなりません

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国   ツモ七索:麻雀王国 ドラ六萬:麻雀王国

さんざん<場>に悪臭を放った後で、ラス前にこんな手が来たとしましょう
マンガン出アガりで3番手、ツモれば2番手に肉薄できる点棒状況
多くの打ち手が、生牌の發:麻雀王国もしくは中:麻雀王国に手をかけ、イーシャンテンにします
そして六筒:麻雀王国でも入ろうものなら、喜んでリーチをかけます
これが今までの常識です
發:麻雀王国中:麻雀王国がポンされず、カン六筒:麻雀王国がすんなり入るケースなど消費税にも満たない確率であり、そこに期待して發:麻雀王国中:麻雀王国を打ち出すのはいかがなものでしょうか
品格ある打ち手を目指すのであれば、逆転可能な手が来ても、抱えている字牌が<場>に悪影響を及ぼさないものか、よく考えてから切り出していき、自分勝手さを面前に出さないようにしましょう

※本文は東京麻雀アカデミー(雀友倶楽部)テキストより


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