2022年11月1日(火)~卓上から宇宙をみる~73
〔七対子作りに異変あり〕
つい先日の対局でのワンシーン。
ツモ ドラ
まだ始まったばかりの東2局、私は西家で6巡目に を引いてきました。
生牌の を切ろうかなと思ったものの、ドラが2枚の手牌ゆえ、123の三色に照準を合わせ、 をそのままツモ切りしました。
と、その を河に置いた瞬間、トイメンの親と下家の河が目に飛び込んできました。
親
北家
あらららら、何やってるんだ、このバカ者!!と怒鳴りたくなりました。
親が 、下家が 、そして5巡目に親と下家が を並べているではありませんか。
<と、と、ト、トイツ場じゃないか!>
あとの祭りにならないでー、という悲痛な叫び声が頭の中を駆け巡りました。
7巡目、ツモ
8巡目、ツモ
10巡目、ツモ
うっ・・・
6巡目に が重なって4トイツになったところで、トイツ場を利用する選択をして、 がトイツなので、 さえ切っていれば・・・8巡目に次のテンパイが入っていました。
ドラ
にするか にするかは微妙な選択になりますが、実は8巡目に親が をツモ切りしてくれていたので、リーチはかけないにしても、 待ちにしていたはず。
すると、あっさりその を10巡目にツモってマンガンを手にしていた私。
それが123の三色、あわよくば純チャンまで・・・と、ピントの外れた構想で打っていた私の手牌はというと
7巡目、ツモ 、打
8巡目、ツモ 、打
10巡目、ツモ 、打
ドラ
この七対子イーシャンテン、純チャン・三色・ピンフ・イーペーコー・ドラ2の夢を見ながらのリャンシャンテンで止まっていました。
ああ、情けなや『トイツオウジ』、いや『トイツオジジ』なのであります。
この泣きたくなるような失敗作を見るにつけ、七対子の神様にもう1度お願いしなければと思うこのごろなのです。
『神様、私にトイツをください』
※本文は東京麻雀アカデミー(雀友俱楽部)テキストより
≫新着情報一覧