2026年2月1日(日)~卓上から宇宙をみる~151
〔絶対牌感〕
〈絶対音感〉とは、他の音との比較なしに、音を聴いただけでその音名が分かる能力のことです。
例えば、ピアノの鍵盤をどれか一つ弾いてもらい、鍵盤を見ることなく音を聴いただけで「この音は【ド】だ」「この音は【ソ】だ」などと正確に言い当てられれば、その人は〈絶対音感〉を持つとされます。
〈絶対音感〉の習得には一般的に幼少(幼稚園ごろなど)からの訓練が不可欠とされ、成人してから〈絶対音感〉を身につけるのは難しいとされています。
翻って麻雀の世界はどうでしょうか。
《絶対牌感》を身につけている打ち手はどれくらいの比率で存在しているのでしょうか?
と、その前に《絶対牌感》とは?
その定義付けを私の勝手な思い込みだけでしてみます。
まずは〈配牌〉を見て。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ドラ ![]()
何シャンテンなのか?
急所は何ヶ所あるのか?
メンゼンで仕上るのか?
何を引けばアガリに近づくのか?
字牌の取捨は?
リー牌(順番通りに並べ替える)せずに、4~5秒でこの5つの項目に答えが出せる打ち手には《絶対牌感》が備わっています。
麻雀能力があっても、リー牌しないと正確な答えが出せなかったり、答えを出すのに時間がかかる打ち手には、《絶対牌感》は備わっていません。
次に〈河〉を見て。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ドラ ![]()
5巡目まで並べてみましたが・・・
手役の指向は?
ドラの所在は?
スピード感は?
場の形は?
役牌のポンは?
《絶対牌感》を備えている打ち手は、遅くともこの5巡目あたりまでにはこの5つの項目への答えを出しているでしょう。
もしかすると、2~3巡目で精度の高い答えを出せているかもしれません。
次に〈仕掛け〉。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ドラ ![]()
※
と
は生牌
6巡目にこの形になったとき
に初動をかけたら何を切るのか?
に初動をかけたら何を切るのか?
に初動をかけるのか?
に初動をかけたら何を切るのか?
3枚目の
には初動をかけるのか?
《絶対牌感》を備えている打ち手には、この手牌をパッと見て2~3秒で5つの?への答えを出しているでしょう。
〈絶対音感〉同様に《絶対牌感》も、幼少からの訓練があれば身に付きやすいものかもしれません。
また、《絶対牌感》を備えている打ち手は、ツモが来た瞬間、あるいは仕掛けられる牌が出た瞬間に《牌感》できるため、打牌選択に時間がかからない特徴があります。
囲碁・将棋の世界に〔早指し選手権〕があるように、もし麻雀界にも打牌選択2秒以内の〔速打選手権〕があれば、《絶対牌感》を備えた打ち手たちの天下になることは間違いないでしょう。
《絶対牌感》・・・さて、あなたはその持ち主でしょうか?
※本文は東京麻雀アカデミー(雀友俱楽部)テキストより
≫新着情報一覧