~卓上から宇宙(そら)をみる~①
はじめに・・・
マージャン牌の中で、たった7枚しか存在しない[字牌]
ところが、この7種類によって勝負の趨勢が決まってしまうことが多いことに気づいていない打ち手たち
マージャンというゲームが、人の上に存在するものだとしたら、27種類の数牌に紛れ込ませるように配した[字牌]こそが、マージャンの本質を知る重要なキーワードになっているのではないだろか
私はマージャンを知れば知るほど、その仮説が間違っていなかったことに嬉しさを覚え、ひとりでも多くの人たちにこの真実を伝えたいという思いで、『卓上から宇宙をみる』の初回に取り上げた次第である
[字牌]はシュンツにはならない
このシンプルな存在理由こそが[字牌]の魅力であり武器にもなっている
1枚だと使えない
だから切る
この単純明快な論理によって[字牌]の扱いは多くの誤解を生んでいる
自分が使えなくても相手が使える、もしくは自身が利用できることを軽視するあまり、その瞬間要らないから切るという行為が横行してはいないだろうか?
の風牌には、それぞれ意味があり、1局ごとに自分にとっていかなる存在になっていくのか、絶え間なく変化していくその動きに気づかなくてはならない
また、の三元牌についても同様で、一見すると果たす役割は同じに見えても、実は自分の置かれている状況によってその重さが変化していることに気づかなくてはならない
いったい何の話をしているのか?と思われる方も多いかもしれないが…
ひとつ言えることは、ワケのわからないように聴こえるこの[字牌]についての真理を知ったとき、皆さんのマージャンライフは一変するはずである
※本文は東京麻雀アカデミー(雀友倶楽部)使用テキストより
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