~卓上から宇宙をみる~⑥
~卓上から宇宙をみる~⑥
「発想の転換」
これはマージャンを打つにあたって、打ち手が要求されるもっとも大切な思考回路になります
とくに攻守の転換において、その回路は有効に活用されるべきもので、「まだ大丈夫かな」という甘い考えを遮断してくれます
<攻めは最大の防御>という考え方を楯に、徹底的に攻め抜く打ち手もいます
ある時期、自身の筋力を鍛えるひとつの方法論として採用するのは賛成ですが、それがすべてと考えるのは危険です
マージャンは多様性のあるゲームですから、ひとつの側面からだけ思考すると不具合が生じやすいものです
表もあれば裏もあるということを絶えず踏まえながら、「発想の転換」を常に意識して打って欲しいなと思います
<受け>という言葉の響きから、どうしても受動的で対応型の戦術を想定しがちですが、私の考えるところの<受け>は攻撃型の<受け>と言っていいでしょう
攻撃型?「なにそれ?」と思われるかもしれませんが、オリるという話とは違う意味であることを知って欲しいのです
もちろん、ベタオリしなければならない局面も例外的にありますが、私の<受け>は攻める姿勢をできるかぎり崩さないところに特徴があります
どうか脳ミソを柔らかくして、「発想の転換」を合言葉に、<受け>の達人を目指してください
※本文は東京麻雀アカデミー(雀友倶楽部)テキストより
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