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2023年12月15日(金)~卓上から宇宙をみる~100

〔幸せな仕事〕

今月2度目の札幌。
小雨のパラついている中、小雪もところどころ混じっているので、体感温度は限りなく下がり、コート無しのマフラーのみでは心もとないものがあります。
先週来道した折に、寒さはイヤというほど感じたはずなのに、どうしてこう学習能力に欠けるのでしょうか。
1着のコートを帯同させる難儀さなんて全く無いはずなのに、家から羽田、羽田から家までのたった90分弱が暑苦しく感じられて、札幌を甘く見てしまう大馬鹿者がここに。
雇われの身ではないのですから、風邪でもこじらせて仕事が出来なくなったらどうするのと云うのか?
大馬鹿者には呆れてモノが言えません。

いま書いていてふと思ったこと・・・
「大馬鹿」という漢字、まさにいま札幌にいる私にピッタリのような気がしてきました。
え?!
<直情径行型>の私の書くことなので筋書きの急変には驚かないでやってください。
「大」・・・北海道の大地
「馬」・・・北海道が主な生産地
「鹿」・・・蝦夷鹿はとても美味
ね、いま北海道にいる私にお似合いのコトバだと思いませんか?
これからゲストに行ってきます。
私の仕事は大まかに分けると7つ。

〇全国各地のアカデミー
〇全国各地の麻雀イベント
〇教室
〇対局
〇解説
〇原稿
〇配信関係

10年前あたりまではお店のゲストに行く機会も多かったのですが、普及の仕事が増えるにつれ、更には五十路を越えたあたりからめっきり減ってきました。
でも津々浦々、形式ばらない、素のままの打ち手たちと卓上で交わる時間もとても好きなんです。

若いころ(20代~30代)の私は、ゲストの声などかからぬ時期でしたから、プライベートでフリー店に通ったものでした。
ほぼ毎日、教室の仕事が終わる夕方からビッシリと、月に200~300半荘打ってました。
ですから、今となってはプライベートでフラリと入っていけないお店の仕事は、貴重な時間でした。
まあそうは言っても、6時間~7時間で、8~10ゲーム打つにはポンコツになり過ぎていて、ラスト1時間くらいになると、卓の移動時に足がふらついたり、目が充血して場がよく見えなっかったりと、限界が垣間見えたりしています。

皆さんと共に勉強できるアカデミーは、濃密な時間となっていますが、それでも模擬対局の時間が救いの間合いで、フラつきそうになる体を立て直す癒しタイムをいただいています。
アカデミーのテキスト作りをしている時間は至福の<時>。
皆さんひとりひとりの顔を思い浮かべながら、どんな<球>を投げれば喜んでもらえるのか、より深い世界に入ってもらえるのか、私自身の限界へのチャレンジしている<時>にもなっています。
『継続は力なり』という名言に従い、アカデミーを皆さんと共に、生涯続けていければいいなと思っています。

さてと、今日はどんな<球>を投げてみようかな・・・。

※本文は東京麻雀アカデミー(雀友俱楽部)テキストより


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